5月に入ってから、スマホの通知が賑やかだった。
配当通知ではない。増配の通知だ。
株管理アプリが「〇〇が増配しました」と教えてくれる。
1件、2件……気がついたら19件。減配はわずか2件。
年間配当が5万8,878円増えた。
◼️金融株が、ちょっとおかしかった
今回の決算で目を疑ったのは金融セクターだ。
第一ライフグループ +38.5%。
三菱UFJ +29.7%。
オリックス +21.9%。
東京海上HD +16.1%。
三井住友FG +14.7%。
並べると壮観というより、少し怖いくらいだ。
そして取得利回りがここまで育ったのには理由がある。
買い増しはほぼしていない。
ただ、なんとかショックと呼ばれるような急落の日、
スマホを開いて「今日、かなり下がってるな」と思った時に、
静かに買い足してきた。
周りが怖くて手を引く時に買って、あとはただ持ち続けた。
それだけだ。
今回の増配を経て、取得価格ベースの利回りはこうなった。
オリックス 8.52%
東京海上HD 7.78%
三菱HCキャピタル 7.34%
三菱商事 6.96%
三菱UFJ 6.85%
第一ライフグループ9.52%、
三井住友FGは9.2%。
銀行の定期預金が0.数%の時代に、これが現実の数字だ。
時間と、少しの胆力が、利回りを育てた。
三菱HCキャピタルや稲畑産業あたりも10%超の増配。
派手さはないが、こういう銘柄がポートフォリオの底を静かに支えている。
◼️91万円という数字
増配の結果、税引き後の年間配当総額が917,355円になった。
取得総額3,099万円に対して、年利2.96%。
月に換算すれば約7万6千円。何もしなくても、
毎月それだけが積み上がっている。
100万円まで、あと8万2,645円。
届くかどうかは来年の決算次第だが、今回確信したことがある。
高配当株は、持ち続けること自体が戦略だ。
やることは、狼狽売りをしないことだけ。
本当にそれだけでいい。
◼️おわりに
2020年、コロナショックの最中に最初の1銘柄を買った。
あの頃は配当が年間数万円でも十分だと思っていた。
それが今や91万円。
来年の決算シーズンも、
通知が鳴り止まないといい。
それだけを願っている。
※本記事は筆者個人の投資経験・考え方をもとに書いたものです。特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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