
最近の日本株、なんだか恐ろしいことになっていない?
朝、目覚めるたびに持ち株たちから「増配しました!」なんていう、
まるでラブレターのような通知が届くのだもの。何もしていないのに、
口座の数字が勝手に増えていく。
この、ちょっとした全能感……これこそが高配当株投資の、
抗いがたい蜜の味だわ。
■私のポートフォリオでも、増配ラッシュが到来
今回、嬉しい増配発表が相次いだ銘柄たちの一部をご紹介しよう。
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- 三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)
- 稲畑産業
- 第一ライフグループ
- 三菱HCキャピタル
メガバンク勢の圧倒的な存在感はもちろん、
どの企業も「株主に報いる」という姿勢を隠そうともしない。
その心意気に、こちらが恐縮してしまうほどだわ。
■「一生ついていく」と誓った、あの0.5円の矜持
中でも、三菱HCキャピタル(8593)には特別な思い入れがある。
時計の針を少し戻して、あの世界が止まった「コロナショック」の時のこと。
名だたる大企業が「未定」だの「据え置き」だの、
あるいは減配・無配といった苦渋の発表を連発する中、
この企業だけは違った。
なんと、「0.5円」の意地の増配を叩き出してきたのよ。
金額だけを見れば、たかが0.5円。
けれど、あの暗雲立ち込める危機の中で
「一歩でも前へ、株主のために」という強い意志、
企業のプライドを私はひしひしと感じた。
その瞬間、私は画面の前で叫んでいたわ。
「あなたとは絶対にお別れしません。一生ついていきます!」
あれから5年。あの約束を守り続け、2026年3月期時点で27期連続増配。
配当金は46.0円へと育った。
あの0.5円は、ちゃんと私への返事だったのね。
■氷河期だった夫にも、春の兆しが
さて、我が家の「コンサバの権化」こと夫。
長らく銀行預金と保険こそが正義と信じ、
私の投資活動には冷ややかな視線を送っていたのだけれど……
最近、その頑なな態度に変化が見え始めている。
株主優待による地道な懐柔と、「現金だけが一番のリスク」
という世の中のムードをさすがに察知し始めたよう。
「少しは理解してやってもいい」という相変わらずの上から目線ではあるけれど
——これについては、また改めてじっくりお話しする。
■祭りのあとの、密やかな愉しみ
決算発表ラッシュもようやく一服。
けれど、私のワクワクはここからが本番なの。
6月にかけて、我が家のポストには企業からの「真のラブレター」
——配当金計算書が次々と舞い込んでくるはず。
そう。
配当金計算書である。
封筒を一枚開けるたび、
「ああ、過去の私が未来の私を助けてくれている」
そんな気持ちになる。
配当金計算書は、ただの紙じゃない。
あれは、昔の私が未来の私へ送った仕送りなのだ。
相場は上がったり下がったりする。
人の気持ちも変わる。
けれど、増配という形で“株主を大切にする意思”を見せてくれる企業には、
やはり心が動く。
一喜一憂はしない。でも、増配のニュースと、
これから届くラブレターには、とびきりの笑顔で応えたい。
さあ、次はどの銘柄が私を驚かせてくれるのかしら。
※本記事は筆者個人の投資経験・考え方をもとに書いたものです。特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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