
◼️時間は平等、は本当か
「時間だけは、みんなに平等に与えられている」
よく言われる言葉だ。
その言葉が、ずっと喉に刺さった魚の骨のように、私を不快にさせてきた。
タクシーに乗れる人と、乗れない人。
家事を外注できる人と、できない人。
そして、生まれながらに美しい人と、そうでない人。
時間もお金も容姿も、最初から配分が違う。
そして何より——寿命が、人によって違う。
誰がそれを決めるのかは知らないけれど、
持ち時間の総量から、もう不公平は始まっている。
世界は最初から、不公平にできている。
私はそれを、子供の頃からよく知っていた。
■生まれる家は選べない、それが全ての始まり
母が地獄民なら、娘も地獄民だ
母のことは、以前の記事に書いた。
壮絶な人生を送ってきた人だ。
その娘である私の幼少期が、穏やかなわけがない。
母が地獄民なら、子も地獄民。
住民票は、親が決める。
小学生の私にはどうにもできないことだった。
クラスの男の子に家の貧乏さや汚さをからかわれた。
成績が良かったから先生には可愛がられたけれど、
それが今度は周囲の反感を買った。
理不尽、という言葉がこれほど似合う子供時代もないと思う。
◼️ 這い上がろうとする力は、たいてい地獄から生まれる。
でも、惨めなまま終わりたくなかった。
細木数子も、私の母も、そういう人間だったと私は思っている。
這い上がろうとする力は、たいてい地獄から生まれる。
スケールは全然違うけれど、私の中にも同じ火種があった。
だから結婚しても、子供が産まれても、働き続けた。
マンションを買った。教育資金を貯めた。
子供のお金が一段落したとき、
長年憧れていた投資の世界にようやく足を踏み入れた。
◼️地獄から天国への地図
不公平を嘆きたくなる気持ちは、よくわかる。
私だって、どれだけ嘆いたかわからない。
でも嘆き続けて、幸せになった人を、
私はまだ一人も知らない。
だから私は、不公平を地図にして歩くことにした。
地獄から天国への地図とでも言うのかな。。。
今の私は、その地図を手にしっかりと自分の足で立っている。
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