
理想の暮らしに必要だった
「資金」という現実
子供時代、社宅の狭くて古い部屋で暮らしていた私は(僕の家は古くて汚い…って男の子が言ってるCM強烈に覚えてる。私の子供の時と同じ!って)
インテリア雑誌を抱きしめながら「自分の城」に憧れていた。
そして50歳を過ぎて、ようやく気づく。
理想を現実に変えるには、「資金」という武器が必要なのだと。
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50歳からの証券口座開設は想像以上に
大変だった
そうして私は、一念発起して証券口座を開設することに決めた。今の時代、指先ひとつでスマートに終わるものだと思っていたけれど、
いざパソコンの前に座ってみると、これが案外、一筋縄ではいかない。
画面をあちこちクリックしては足止めを食らい、
結局、デジタルの迷宮に音を上げて、
アナログ極まりない「郵送」という手段に頼ることになった。
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デジタルで完結しない現実と、
せっかちな私の選択
せっかちな私は、二つの証券会社に申し込みの封筒を出し、
一刻も早く書類が届いた方に、まずは三十万円を放り込んだ。
三十万円。
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30万円を入金しただけで震えた夜
画面上の数字になった途端、
心臓の鼓動が耳元まで聞こえてくるような気がした。
ただ入金しただけでこの騒ぎ。
これから株を買うなんて、
正気の沙汰かしら、とさえ思う。
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NISAを待てずに動いた理由
さらに厄介なのが「ニーサ」という魔法の言葉。
これも審査やら何やらで時間がかかると言われ、
私の「早く始めたい!」という熱量はもう限界。
結局、ニーサ口座が開くのを待てずに、
特定口座で記念すべき一歩を踏み出すことにしたのである。
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初めの一歩は、完璧じゃなくていい
今思えば、あの時の三十万円は、
ただの投資資金ではなく「覚悟」だったのだと思う。
完璧なタイミングなんて、一生来ない。
だから私は、不完全なまま一歩を踏み出した。
※本記事は筆者個人の投資経験・考え方をもとに書いたものです。特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。